寄り道しながら歩く

体験(経験)したことを少しずつ書いていきたいと思います。

職場で上手に教えるための実践テクニック(1/3)

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―2024.03.10 目次 挿入―

 

今回は、「教え方」です。

1/3 と 2/3 は、おおまかに。

3/3 は、項目ごとに実践していることや

体験談(失敗も含む)を盛り込んで書きたいと思っています。

 

 

1.    職場での効率的な指導方法

 

 職場における効率的な指導の秘訣は、
 教える人(トレーナー)と教わる人(聞き手)の
 理解とコミュニケーションにあると言えます。

 

 個々人の能力や特性を踏まえ、
 適切な指導法を選定することで、
 学びの効果は飛躍的に向上するでしょう。

 

 1.1.    一人一人の学び方を理解する

 

  新しい知識やスキルを学ぶ際、
  人それぞれに適した学び方があります。

 

  トレーナーは、その個別差を理解することが大切です。
  一人一人の学習スタイルや理解のスピードに気を配り、
  その上で個々に合わせたアプローチを行います。

 

  例えば、視覚に訴える資料(図など)を用いることで、
  効果的な学習を促進することが可能になります。

 

 1.2.    目標設定とフィードバックの重要性

 

  目標を明確に設定し、
  定期的にフィードバックを行うことが、
  効率的な指導には不可欠です。

 

  目標は具体的かつ到達可能なものである必要があり、
  聞き手が自身の成長を実感できるようにしなければなりません。

 

  また、良い点は積極的に褒める一方で、
  改善が必要な点には適切なアドバイスを行うことで、
  モチベーションを高めることができます。

 

 1.3. マニュアルやチェックリストの活用

 

  統一されたマニュアルやチェックリストを活用することは、
  職場での指導を効率的に行う上で非常に役立ちます。

 

  手順を明記したマニュアルを提供することで、
  聞き手は自己学習を進めやすくなり、
  トレーナーも指導内容の一貫性を保ちやすくなります。

 

  そして、そこにメモを書き込んでもらい、
  自分専用のマニュアルを作成してもらうと、
  頭に残りやすく、振り返りしやすいです。

 

  チェックリストを使うことで、
  達成すべき目標や確認ポイントを明確にし、
  指導過程で漏れがないかどうかを
  容易にチェックできるようになります。

 

  これらのツールを適切に活用することで、
  誤解を防ぎつつ、
  聞き手の成長を手厚くサポートすることができるのです。

 

研修風景1(イメージ)

 

2.    コミュニケーションスキル向上で教え方改善

 

 OJTなど教育現場を取り仕切る際、
 コミュニケーションスキルの向上は
 教え方を大きく改善する鍵になります。

 

 2.1.    質問を促す開かれたコミュニケーション

 

  対話型の教育アプローチは、
  質問を通じて聞き手が自発的に考える機会を増やします。

 

  質問を促すことで、
  ただ情報を受け取るだけでなく、
  知識を自分のものとする過程を体験します。

 

  研修中に「なぜそう思ったのですか?」といった
  質問を積極的に投げかけることで、
  聞き手は自身の思考回路を活性化させ、
  より深い理解に至ります。

 

  逆に「分かりましたか?」と聞くのを避けるようにしています。
  「はい、わかりました。」と反射的に答えるのが
  クセづいてしまっている人がいるためです。

 

  教える側も、聞き手からのフィードバックを受け取りながら、
  より効果的な指導方法を発展させていくことができます。

 

 2.2.    非言語コミュニケーションの効果的使用

 

  非言語コミュニケーションは、
  伝えたいメッセージを強化したり
  相手の興味を引きつけたりするのに役立ちます。

 

  表情や身振り、視線の使い方は、
  口頭での説明と同じくらい、
  時にはそれ以上に強いインパクトを与えることができます。

 

  身体を動かして説明することで、
  抽象的な概念を聞き手が視覚的に捉えやすくすることもできます。

 

  非言語コミュニケーションの習得は、
  トレーナーが意識すべき重要なスキルであり、
  教材の内容をより効果的に伝えるための手段となります。

 

 2.3.    クリアで簡潔な説明の技術

 

  情報を簡潔に、かつ明瞭に伝えることは、
  「教えること」の基盤です。

 

  複雑な概念や理論をシンプルに落とし込み、
  聞き手が理解しやすい言葉で説明する技術は、
  トレーナーが身につけるべき重要なスキルです。

 

  要点を端的に伝えることで、
  聞き手の注意を引き続け、
  記憶に残りやすくなります。

 

  人は実際の情報量の多い少ないではなく、
  情報量が多いと感じるか感じないかで
  「その情報覚えられるかなぁ」と意識が変わり、
  覚えづらく感じるようになります。

 

  文章表現で説明を行うと、
  その情報量が増えてしまい要点がわかりづらくなります。

 

  複雑な情報や概念を伝達する際には、
  分かりやすい事例や図表等を使用することで、
  抽象的な内容も具体的に理解しやすくなります。

 

 

悩んでいる方や迷っている方のために、

最後までお伝えできればと思っています。

今回も、ここまで読んでいただき、

ありがとうございました。